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irohaの歩みとこれから | ビューティーワールドジャパン大阪【イベントレポート】

ビューティーワールドジャパン大阪画像

 

iroha(イロハ)は、2025年10月20日(月)から、西日本最大級の総合ビューティ見本市「ビューティーワールドジャパン大阪」に出展し、初日にトークセミナーを実施しました。

 

株式会社TENGA 代表取締役社長 松本光⼀、医療法人 心鹿会 二宮典子理事長、そして当社営業部 iroha担当の松本愛子がトークセミナーに登壇し、ブランドの歩みから最新のヘルスケアまで、フェムケアの可能性を語りました。

 

その様子をレポートでお届けします。

 

 

< 登壇者 プロフィール> 

 

松本 光一(まつもと こういち)

株式会社TENGA、株式会社TENGAヘルスケア 代表取締役社長。

2005年3月、株式会社TENGAを設立。

2013年3月、女性向けプレジャーアイテム®「iroha」を発売。


 
二宮 典子(にのみや のりこ)

医療法人 心鹿会 理事長。

二宮レディースクリニック・海と空クリニック京都駅前・あやこリーズクリニック 在籍。

日本泌尿器科学会認定専門医・指導医、日本東洋医学会認定漢方専門医、日本性機能学会専門医。

わかりやすく女性の悩みに応えるYouTube「ココシカ診療所」も大人気。 


 
松本 愛子(まつもと あいこ)

 iroha セールスマネージャー。

2017年入社当時より「iroha」を担当。2022年よりセールスマネージャーとしてiroha営業チームを率いる。

これまでirohaの法人営業を中心に担当し、ドラッグストア、大手雑貨チェーンへの導入などを行う。


 

 

 

女性が心から使いたいと思えるものを、女性の視点だけで開発する必要がある【松本光一】

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最初に登壇した松本は、TENGA創業の背景からフェムケアブランド「iroha」が生まれるまでの道のりを紹介。

 

松本は自身の過去の体験を通じて「食と性は人間の根源的欲求である」と気づいたことが転機となり、2005年にTENGAを創業。

 

松本光一による 登壇

 

「性を表通りに、誰もが楽しめるものに変えていく」というビジョンを掲げ、いまでは世界73の国と地域・27,000店舗に展開するブランドへと成長させました。

 

続けて開発のきっかけとなった当時の市場についても語りました。

 

当時の女性用アイテムは「男性が女性に使いたいものを男性が作る」という構造が一般的で、そのほとんどがアンダーグラウンドな市場に限られていました。

 

そこで「女性が心から使いたいと思えるものを、女性の視点だけで開発する必要がある」と考え、初めて女性だけの開発チームを結成。

 

女性たちが自分のために安心して使える製品を模索し続けた結果、2013年にプレジャーアイテム®ブランド「iroha」が誕生しました。柔らかな質感や安心できるデザインは多くの女性に支持をいただいています。

 

その後は日常のデリケートゾーンケアを提案する「iroha INTIMATE CARE(イロハ インティメートケア)」を立ち上げ、さらに2025年3月には女性のセクシャルヘルスケアをサポートする新ブランド「iroha Healthcare(イロハ ヘルスケア)」をローンチ。

 

生理痛や骨盤底筋のゆるみといった悩みに医学的な視点からアプローチし、女性の健康を包括的にサポートする新たなフェーズに入りました。

 

iroha INTIMATE CARE

 

iroha Healthcare

 

 

最後に松本は、「irohaは12年の歩みを経て、女性が自然に性を楽しみ、健やかに過ごせる社会を目指すブランドへと進化している」と語り、第一部を締めくくりました。

 

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自分の体を正しくケアすることでより快適で前向きな日常に【二宮典子】

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続いての登壇は、医療法人 心鹿会 二宮典子理事長。

 

臨床現場で多くの女性患者を診てきた立場から、フェムケアの重要性を具体的な事例を交えて解説していただきました。

 

二宮理事長はまず、腟の痛みや乾燥、尿漏れといった悩みを「仕方のないこと」として放置してしまう人がまだ多い現状を指摘。そして「自分の体を正しくケアすることは、より快適で前向きな日常につながる」と説明。

 

性交痛に悩む患者さんのケースでは、「自分の心地よさを知るためにセルフタッチは大切」と伝えつつ、抵抗がある人には少しずつ慣れていけるような方法を勧め、そこで「iroha」のアイテムを提案することもあるとのことでした。

 

ビューティーワールドジャパン大阪画像

 

直接触れるのが苦手な人には「ゆきだるま」や「ひなざくら」といった外側から当てて使える製品を、挿入へのハードルを下げたい人には「FITシリーズ」を挙げられ、実際に患者さんからは「安心して使える」「柔らかいから取り入れやすい」といった声が寄せられていると紹介してくださりました。

 

 

ゆきだるま_商品画像

iroha(イロハ)ゆきだるま

 

ひなざくら_商品画像

iroha(イロハ)ひなざくら

 

irohaFIT_製品画像

iroha  FIT  MIKAZUKI、iroha FIT  MINAMOZUKI

 

 

iroha FIT+  AONAMI

 

また、セルフプレジャーのメリットは、「ストレス解消や睡眠改善、免疫力の向上など健康に良い効果がある」と紹介。

 

腟まわりの血流を促すことで潤いが保たれ、乾燥やかゆみといった不快な症状を防ぐことができると解説してくださりました。

 

そして最後には「腟マッサージ」についても紹介。二宮理事長は、腟や骨盤底筋をほぐすことで血流改善や冷え対策につながり、生理痛や性交痛、更年期の不快症状の緩和にも効果があるとお話されました。

 

ビューティーワールドジャパン大阪画像

 

また、iroha Healthcareのインナーマッサージスティック・専用オイルの紹介と、モニター調査の結果による、短期間の使用にもかかわらず半数以上が改善を実感し、『血行が良くなって温かさを感じた』『性交痛が和らいだ』といった声が寄せられた」ことに対し、腟マッサージの重要性もご紹介いただきました。

 

「腟や骨盤底筋のケアは、女性のライフステージを通して非常に重要です」という先生の言葉には、参加者もうなずきながら耳を傾けていました。

 

 

irohaヘルスケア_インナーマッサージスティック

iroha Healthcare インナーマッサージスティック

 

irohaヘルスケア_インナー マッサージ オイル

iroha Healthcare インナーマッサージオイル

 

 

irohaの製品はサロンとお客様をつなぐ架け橋になれる【松本愛子】

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最後に当社営業部 iroha担当の松本愛子が登壇し、実際にサロンでどのようにiroha製品が取り入れられているのかを紹介しました。

 

irohaはフェムケア専門サロンだけでなく、エステや鍼灸院、ネイルサロンなど幅広い場所で活用されています。

 

今回の出展から「iroha Healthcare」の新製品もサロン向けに展開が始まり、女性のケアをより多面的にサポートできるようになったことや、実際に導入したサロンから「お客様との距離が縮まった」「これまで話せなかった悩みを相談してもらえるようになった」といった声が寄せられていることを紹介し、irohaの製品がサロンとお客様の信頼関係を深めるきっかけになっていることを話しました。

 

一方で「プレジャーアイテム®を勧めるのは難しい」と感じる場合には、まず「iroha Healthcare」の製品から提案することで、自然に会話を始められることについても解説。

 

ビューティーワールドジャパン大阪画像

 

12年間にわたって女性のセクシャルウェルネスを支えてきたirohaの実績や信頼を伝えることで、お客様も安心して受け入れてくれると強調しました。

 

また、最後に「irohaの製品は、お客様の悩みに寄り添うきっかけになり、サロンとお客様をつなぐ架け橋になれる」と語り、サロンにおける導入の意義について改めて示しました。

 

 

会場内の様子も紹介

irohaのブースの当日の様子もご紹介します。たくさんの方にお越しいただき、アイテムを手に取っていただきました。

 

ご来場いただきありがとうございました!

 

ビューティーワールドジャパン大阪画像

 

ビューティーワールドジャパン大阪画像

 

ビューティーワールドジャパン大阪画像

 

ビューティーワールドジャパン大阪画像

 

出展ブースでは、誕生12周年を迎えたプレジャーアイテム®ブランド「iroha」やデリケートゾーンケアブランド「iroha INTIMATE CARE」を紹介。

 

そして2025年3月にローンチした新ブランド「iroha Healthcare」は、関西エリアでは初めてイベントで披露する機会となりました。

 

ビューティーワールドジャパン大阪画像

 

 

irohaが女性の人生をより健やかに、豊かにする力になれるように

イベントの様子をレポートでお届けしましたがいかがでしたか。

 

irohaはこれからも、女性一人ひとりが自分らしく健やかに過ごせる毎日を支えるために、新しい挑戦を続けていきます。

 

イベントの最後に、松本光一、二宮典子先生よりコメントをいただきましたので、紹介させていただきます。

 

 

当社代表取締役社長 松本光一より

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本日紹介させていただいた3つの iroha ブランドラインによって、これまでよりもより広く女性の生活に寄り添い、お客さまと楽しみながら、新しいフェムケアを提案していきたいと考えております。

 

そして、『女性が生活の中で「性」を「自然で健康的な、普通のこと」として楽しめる社会を目指す』という理念が、多くの専門家やビジネスパートナーの皆様に深く共感いただけたことを、大変光栄に思います。

 

フェムケア市場は、女性が自分らしく生きるために不可欠な領域へと成長してきました。

 

irohaは今後も、女性想いのモノづくりと啓発活動の両輪でこの分野をリードしていきます。

 

そして、女性の人生をより健やかに、豊かにしていくひとつの力になれるよう、邁進してまいります。

 

 

医療法人 心鹿会 二宮典子理事長より

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irohaの製品は、以前から『これは良いものだ』と感じていて、女性の安心感に寄り添う“プロダクト”として関わってきたつもりです。

 

今回、社長の話を直接聞いて、プロダクトに込められた想いや、社会に届けたい価値について知ることができました。

 

また、同時に「私たち医療者も、もっと頑張らなければならない」と感じました。

 

医療の現場で本当に必要とされている情報や製品を、正しく・わかりやすく届けること。それが患者さんの安心や医療全体の質の向上につながっていくと改めて気づかされました。

 

プロダクトの良さはもちろんですが、その背景にある理念や熱意にも共感し、今後も連携しながらより良い医療の実現に向けて力を尽くしたいと思っています。

 

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